遍歴の備忘録

真実と妄想で織りなして

嘘をついた

 

ごまかす嘘ではなく

 

デマカセの嘘

 

自分の気持ちとは裏腹に

 

嫌いになってほしくて

 

ほんとは言いたかった

 

僕じゃないって

 

でもすべてを背負った

 

ほんとはアイツが...

 

知らなければ幸せでいられた

 

知らなければ仲良くいれた

 

あれさえなければ...

 

すべてはあそこで狂ってしまった

 

でも仕方なかった

 

キミが一番大切だから

 

キミの大事な物を少しでも守れるなら

 

キミがこれからも生きられるなら

 

喜んで悪者になる

 

ごめんね

 

ありがとう

 

今までで一番○○だったよ。

 

 

バイバイ!

 

あやふや

好きってなに

 

愛してるってなに

 

何が好きなの

 

どこが好きなの

 

なんで付き合うの

 

何が変わるの

 

ボクに見せてるキミの姿は本心じゃないかもしれない

 

キミを好きなボクも本心じゃないかもしれない

 

そもそも本心ってなに

 

そんなあやふやで断定できないもの

 

ホントに信用できるの

 

 

大人

大人と子供は比べられないぐらいの差がある

 

例え同い年だとしても

 

先に社会に出た大人のキミと

 

学生の子供の自分

 

好きだった

 

だけどそれを社会の価値観が許してくれなかった

 

自分はまだわからない

 

キミだけがどんどん進んでいく

 

今自分にキミを追いかける手段があれば

 

何度も後悔した

 

電話で取り繕うにも価値観が邪魔をする

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タバコを吹かして深夜のドライブ

 

あの時この手段があれば

 

キミに追いつくことができた

 

キミを離さないでいれた

 

どうして待っていてくれなかったの

 

なんで先に大人になったの

 

今ではもう遅い

 

社会の価値観は一瞬で距離を離していく

 

後悔なのか

 

タバコの煙なのか

 

目が痛い

 

自分を誤魔化すためのタバコは辞められそうにない

惚れ直し

職場に新しい人が来た

 

仕事はできないけど

 

やる気と愛嬌は人一倍

 

なんでか目が離せない

 

ペアで仕事することが増え

 

シフトもほぼほぼ一緒

 

退勤時間も休日も同じ

 

退勤時にご飯に行くのが習慣に

 

たまたまシフトがズレて

 

今日は久々に嫁と退勤

 

「あれだけ一緒にいるとさ嫉妬したり浮気だって思ったりしない」

 

気になっていたことを聞いてみた

 

「私に惚れてるのがわかるし気にしてないよ」

 

なにもいえなくなった

 

これからもずっと一緒なんだろうなって実感した

 

 

あえて

新しいバイト

 

それが初対面

 

指導係になった

 

特別な感情を抱くまでもなく

 

月日が流れていった

 

ある時

 

机の引き出しに1枚の手紙が

 

○○で待っています

 

LINEやSNSが当たり前の今

 

ラブレターすぐ理解できなかった

 

いつもの堂々とした態度とは違い

 

すごく縮こまって見えた

 

恋愛感情なんてなかった

 

「少し考えさせてくれ」

 

友人に相談した

 

「付き合ってみて考えてみるのもいいんじゃない」

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あの時は想像もできなかった

 

まさか結婚するなんて

 

今では隣にいるのが当たり前だよ