遍歴の備忘録

真実と妄想で織りなして

あえて

新しいバイト

 

それが初対面

 

指導係になった

 

特別な感情を抱くまでもなく

 

月日が流れていった

 

ある時

 

机の引き出しに1枚の手紙が

 

○○で待っています

 

LINEやSNSが当たり前の今

 

ラブレターすぐ理解できなかった

 

いつもの堂々とした態度とは違い

 

すごく縮こまって見えた

 

恋愛感情なんてなかった

 

「少し考えさせてくれ」

 

友人に相談した

 

「付き合ってみて考えてみるのもいいんじゃない」

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あの時は想像もできなかった

 

まさか結婚するなんて

 

今では隣にいるのが当たり前だよ